篠原の炭 藤野駅前デビュー! に至るまで
2020年の7月に、「篠原の炭」が神秘のベールを脱ぎ、藤野駅前でお披露目されました!
「篠原の炭」は、篠原の里・炭焼き部がつくる炭とその関連商品群です。
篠原を含む藤野地域では、少なくとも江戸時代から炭焼きが主な地域産業の柱で、周囲の里山の多くは薪炭林で、山に入るとアチコチに窯跡が発見できます。
そんな環境に適した動植物たちが生育し、天然記念物のギフチョウが自然に生育している関東では唯一の場所になっています。
篠原の里・炭焼き部は、一旦途絶えかけた地場の産業であり・文化でもある炭焼きを継続させようと20年ほど前に立ち上がり、現在では主に外部から移住した10数人のメンバーがいます。炭焼きには山里に暮らす人の知恵が詰まっているように感じます。
このブログの筆者は2017年の冬から炭焼き部の活動に参加していますが、近年この活動に参加する人が増え、炭のヴァリエーションも増えてきました。
活動を通じて炭の魅力に気づき、より多くの人たちとこの喜びをシェアーしたいと思うようになり、この冬ごろから「密会」を重ね、「篠原の炭」を命名し、その価値を分かりやすく伝える商品化を進めてきたのです。
「密会」の様子(3月7日、釜戸ノ上にて)

密会の成果~紙タグ(2つ折りを開いたところの表)

紙タグ(2つ折りを開いたところの裏)

それでは、改めてこの1か月ほどの間にFBに書いた関連投稿を整理しつつまとめてみます。
(長いです)
また、今月行われている「ちょこっと篠原展」と「篠原の炭 即売会」を応援してくださった藤野観光協会と、「篠原の炭 即売会」の素晴らしい会場を提供してくださったJR東日本に、深く感謝します。
■6/27 FBへの投稿より
今日は夕方から 篠原の里. 炭焼き部 の作業をしました。
7月1日から、藤の駅前の ふじのね で始まる篠原の展示「ちょこっと篠原展」に出す炭製品などの袋詰めなどです。
と 同時に、これまで確かめたことがなかった「篠原の炭は火持ちが良い⁉︎」「樹種の違いはどの程度か?」についての実験を行いました。樹種は、クヌギ、シラカシ、ケヤキとナラです。

ナラの標準品 ザ 篠原の炭 2kgパック(左)と、500gパック(右)です。
厳選した紙袋に入れ、スタンプを押し、紙タグを添えました。

こちらは、竹炭の箱入り!
私が丹精込めて詰めました ♪

蓋をするとこんな感じ。
さて、炭の「燃焼実験」
下の中央に、火種として、火が熾ているコナラを置き、周囲にほぼ同じ断面の菊炭 3種類x2本ずつを、並べてみました。

端部はちょっとバーナーで炙っています。
約1時間後の様子。

この写真では5時と11時の方角にあるケヤキが早く燃えています。
やや太めで、1時と7時の方角にあるのがクヌギ、ほぼ横に見えるのはシラカシです。
約1.5時間後の様子。

水平に見えるケヤキに割れが入りました。
縦方向がシラカシ、4時と10時方向がクヌギです。
約2時間後の様子

ケヤキはかなりカタチが崩れてしまいましたが、クヌギはほぼ原形を留めでいます。
全体としてそろそろいい感じになってきました。
約3時間後の様子。

暗くなって作業が終え、そのまま家に持ち帰ったところ。
食事をして、やまなみ温泉に行って、帰って来て見た様子。(約4時間後)

何もしないと、クヌギは5時間ぐらい行けそうです。
全体として、火持ちが良いと感じました。
今度機会があったら、他の国産炭や、外国製の炭などと比べてみます。
■7/1 FBへの投稿より
今日は藤野駅横「ふじのね」で行われる「ちょこっと篠原展」の搬入を午前中にあるので、前夜から篠原泊。
<中略>
ちょこっと篠原展は無事にスタート! お時間のある方は、是非お出まし下さい。
搬入・セッティングの佳境。

奥の壁周辺が「ちょこっと篠原展」です。
「篠原の炭」のデヴュー !

パンプスを履いた麗しい人が、中央線で持ち帰っても似合う感じ⁉ を、密かに狙った(カモ?)
私の木工作品(額縁、椅子など)も、ちょこっと展示。

額に何もないと寂しいので、お気に入りのナヲコラヴさんの絵葉書を添えました。
さっそく知人が来店し、炭をたくさんお買い上げいただきました❗️

ウレシイ! ありがたい!!
■7/21 FBへの投稿より
7月1日に投稿した、藤野駅横「ふじのね」で行われている「ちょこっと篠原展」の関連情報。
なんと「篠原の炭」がガチャガチャに入り、、、世界初「地産ガチャ」が登場!
【スーパーアナログローカルエネルギー「炭」の魅力をカプセルに封じ込めました。】とのこと。
その様子が、YOUTUBEで見ることが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=SPcnpj14MJk&feature=share&fbclid=IwAR35kScRZcfIHSwyP1KYKw-MoaJSnqdWWoEGmYTXIafVdtTgouUH9EnAdWA
これは私が撮った写真

■7/22 FBへの投稿より
緊急投稿! 様々なイベントが中止となる昨今ですが、
7月24日(金・祝),25日(土)の9:00~16:00に、藤野駅の改札口を出て10秒ぐらい・ふじのね前のコーナーにて、篠原の炭 即売会を行うことになりました。
藤野観光協会 https://info-fujino.com/ より、一部ご紹介
「電車に乗る前の一時に、ハイキングで疲れた足を癒しに、ぜひちょこっとお立ち寄り下さい!」
・・・ん? 炭なのに、【足を癒しに】って、なんだろう?
その謎は、来ていただければわかります。
時節柄、あまり多くの知人・友人などをお誘いにならず、少人数でバラバラにマスク着用の上、コッソリ・ナイショ・独り占め(^^♪ の気分で(たくさんの方々に)お越しいただければ幸いです。
実は明日準備するのですが、通常のナラの黒炭の他、クヌギ、ケヤキ、カシの菊炭、竹炭、木酢液と、篠原の炭Tシャツなどを販売する予定です。
それぞれ、おしゃれな容器に入ったもののほかに、お買い得な「量り売り」も行うでしょう。 量り売りの場合には、容器をご持参いただけると助かります。
もちろん、世界唯一の「炭ガチャ」も近くにあります。

直前に作成したチラシ
■7/23 FBへの投稿より
木酢液を使う足湯浴槽を作りました!
明日・明後日の「篠原の炭 即売会」でデビューします。
炭焼きの煙から採れる木酢液は、農薬や土壌改良などの用途でよく用いられていますが、その殺菌・消臭効果などを利用した入浴剤としての利用や、足湯も注目されています。
足湯ファンの炭焼き部員の提案で、春に行われる予定だったイベント用に70Lの6人槽を作ってあるのですが、今回の場所ではそのお湯の確保がやや困難。そこで、小振りの1〜2人槽(11L)を急遽作りました。
これだと、電気ポットのお湯で1回分は賄えます。
足湯待ちの大渋滞ができるといけないので、念のために2つ作りました。
いま、お試しをしたところ、、、スッキリ・爽やか・ややスモーキー、、、ラフロイグのお湯割をいただいた気分です❗️
なお、明日これをお試しになる方は、足拭きのタオルなどをご持参いただけるとありがたいです。
2ヶ月ほど前に組み上げた、大型の足湯浴槽 70L

素材は、香り良く、抗菌効果があり、寿司桶などにも用いられるサワラです。
大型足湯浴槽の水張り試験中。

少し漏れますが、許容範囲内だと自画自賛。
さて、今日の昼ごろ、小型足湯浴槽の材料を切り終えたところ。

iPadの中に、作事描いた図面あり。
はい、出来ました!

1人で使えばゆーるゆるのゆったり寸法 27w*36d*11.5h(cm)です。
親子や、仲の良いカップルならば、2人もありか⁉︎
■7/24 FBへの投稿より
今日は、暑くなく、寒くもなく、さほど雨も降らずの良い天気。
そんな中で「篠原の炭 即売会」1日目を行いました。
登山などの行楽客、駅を利用する地元の人、出店者の知人(の知人)など、多くの方々に来ていただき、多くの出会いがあり、炭を介した素敵なコミュニケーションがあったり、楽しく充実した1日でした。
明日もやります! お時間のある方は是非どうぞお越し下さい。
会場全景。 左奥が噂の足湯❗️

小さめにパッケージした炭と木酢液のコーナー。

5種類の炭のサンプル。

左奥から右へ、竹、ケヤキ、クヌギ、カシ、ナラ
量り売りのコーナー。

■7/25 FBへの投稿より
篠原の炭 即売会
絶賛開催中❗️ 本日4時ごろまで。

■7/25 小山 宮佳江さんの投稿より
混浴中(≧∀≦)竹酢液のいい香り^ ^
篠原炭焼き部!駅前出店中です〜^


「篠原の炭」は、篠原の里・炭焼き部がつくる炭とその関連商品群です。
篠原を含む藤野地域では、少なくとも江戸時代から炭焼きが主な地域産業の柱で、周囲の里山の多くは薪炭林で、山に入るとアチコチに窯跡が発見できます。
そんな環境に適した動植物たちが生育し、天然記念物のギフチョウが自然に生育している関東では唯一の場所になっています。
篠原の里・炭焼き部は、一旦途絶えかけた地場の産業であり・文化でもある炭焼きを継続させようと20年ほど前に立ち上がり、現在では主に外部から移住した10数人のメンバーがいます。炭焼きには山里に暮らす人の知恵が詰まっているように感じます。
このブログの筆者は2017年の冬から炭焼き部の活動に参加していますが、近年この活動に参加する人が増え、炭のヴァリエーションも増えてきました。
活動を通じて炭の魅力に気づき、より多くの人たちとこの喜びをシェアーしたいと思うようになり、この冬ごろから「密会」を重ね、「篠原の炭」を命名し、その価値を分かりやすく伝える商品化を進めてきたのです。
「密会」の様子(3月7日、釜戸ノ上にて)

密会の成果~紙タグ(2つ折りを開いたところの表)

紙タグ(2つ折りを開いたところの裏)

それでは、改めてこの1か月ほどの間にFBに書いた関連投稿を整理しつつまとめてみます。
(長いです)
また、今月行われている「ちょこっと篠原展」と「篠原の炭 即売会」を応援してくださった藤野観光協会と、「篠原の炭 即売会」の素晴らしい会場を提供してくださったJR東日本に、深く感謝します。
■6/27 FBへの投稿より
今日は夕方から 篠原の里. 炭焼き部 の作業をしました。
7月1日から、藤の駅前の ふじのね で始まる篠原の展示「ちょこっと篠原展」に出す炭製品などの袋詰めなどです。
と 同時に、これまで確かめたことがなかった「篠原の炭は火持ちが良い⁉︎」「樹種の違いはどの程度か?」についての実験を行いました。樹種は、クヌギ、シラカシ、ケヤキとナラです。

ナラの標準品 ザ 篠原の炭 2kgパック(左)と、500gパック(右)です。
厳選した紙袋に入れ、スタンプを押し、紙タグを添えました。

こちらは、竹炭の箱入り!
私が丹精込めて詰めました ♪

蓋をするとこんな感じ。
さて、炭の「燃焼実験」
下の中央に、火種として、火が熾ているコナラを置き、周囲にほぼ同じ断面の菊炭 3種類x2本ずつを、並べてみました。

端部はちょっとバーナーで炙っています。
約1時間後の様子。

この写真では5時と11時の方角にあるケヤキが早く燃えています。
やや太めで、1時と7時の方角にあるのがクヌギ、ほぼ横に見えるのはシラカシです。
約1.5時間後の様子。

水平に見えるケヤキに割れが入りました。
縦方向がシラカシ、4時と10時方向がクヌギです。
約2時間後の様子

ケヤキはかなりカタチが崩れてしまいましたが、クヌギはほぼ原形を留めでいます。
全体としてそろそろいい感じになってきました。
約3時間後の様子。

暗くなって作業が終え、そのまま家に持ち帰ったところ。
食事をして、やまなみ温泉に行って、帰って来て見た様子。(約4時間後)

何もしないと、クヌギは5時間ぐらい行けそうです。
全体として、火持ちが良いと感じました。
今度機会があったら、他の国産炭や、外国製の炭などと比べてみます。
■7/1 FBへの投稿より
今日は藤野駅横「ふじのね」で行われる「ちょこっと篠原展」の搬入を午前中にあるので、前夜から篠原泊。
<中略>
ちょこっと篠原展は無事にスタート! お時間のある方は、是非お出まし下さい。
搬入・セッティングの佳境。

奥の壁周辺が「ちょこっと篠原展」です。
「篠原の炭」のデヴュー !

パンプスを履いた麗しい人が、中央線で持ち帰っても似合う感じ⁉ を、密かに狙った(カモ?)
私の木工作品(額縁、椅子など)も、ちょこっと展示。

額に何もないと寂しいので、お気に入りのナヲコラヴさんの絵葉書を添えました。
さっそく知人が来店し、炭をたくさんお買い上げいただきました❗️

ウレシイ! ありがたい!!
■7/21 FBへの投稿より
7月1日に投稿した、藤野駅横「ふじのね」で行われている「ちょこっと篠原展」の関連情報。
なんと「篠原の炭」がガチャガチャに入り、、、世界初「地産ガチャ」が登場!
【スーパーアナログローカルエネルギー「炭」の魅力をカプセルに封じ込めました。】とのこと。
その様子が、YOUTUBEで見ることが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=SPcnpj14MJk&feature=share&fbclid=IwAR35kScRZcfIHSwyP1KYKw-MoaJSnqdWWoEGmYTXIafVdtTgouUH9EnAdWA
これは私が撮った写真

■7/22 FBへの投稿より
緊急投稿! 様々なイベントが中止となる昨今ですが、
7月24日(金・祝),25日(土)の9:00~16:00に、藤野駅の改札口を出て10秒ぐらい・ふじのね前のコーナーにて、篠原の炭 即売会を行うことになりました。
藤野観光協会 https://info-fujino.com/ より、一部ご紹介
「電車に乗る前の一時に、ハイキングで疲れた足を癒しに、ぜひちょこっとお立ち寄り下さい!」
・・・ん? 炭なのに、【足を癒しに】って、なんだろう?
その謎は、来ていただければわかります。
時節柄、あまり多くの知人・友人などをお誘いにならず、少人数でバラバラにマスク着用の上、コッソリ・ナイショ・独り占め(^^♪ の気分で(たくさんの方々に)お越しいただければ幸いです。
実は明日準備するのですが、通常のナラの黒炭の他、クヌギ、ケヤキ、カシの菊炭、竹炭、木酢液と、篠原の炭Tシャツなどを販売する予定です。
それぞれ、おしゃれな容器に入ったもののほかに、お買い得な「量り売り」も行うでしょう。 量り売りの場合には、容器をご持参いただけると助かります。
もちろん、世界唯一の「炭ガチャ」も近くにあります。

直前に作成したチラシ
■7/23 FBへの投稿より
木酢液を使う足湯浴槽を作りました!
明日・明後日の「篠原の炭 即売会」でデビューします。
炭焼きの煙から採れる木酢液は、農薬や土壌改良などの用途でよく用いられていますが、その殺菌・消臭効果などを利用した入浴剤としての利用や、足湯も注目されています。
足湯ファンの炭焼き部員の提案で、春に行われる予定だったイベント用に70Lの6人槽を作ってあるのですが、今回の場所ではそのお湯の確保がやや困難。そこで、小振りの1〜2人槽(11L)を急遽作りました。
これだと、電気ポットのお湯で1回分は賄えます。
足湯待ちの大渋滞ができるといけないので、念のために2つ作りました。
いま、お試しをしたところ、、、スッキリ・爽やか・ややスモーキー、、、ラフロイグのお湯割をいただいた気分です❗️
なお、明日これをお試しになる方は、足拭きのタオルなどをご持参いただけるとありがたいです。
2ヶ月ほど前に組み上げた、大型の足湯浴槽 70L

素材は、香り良く、抗菌効果があり、寿司桶などにも用いられるサワラです。
大型足湯浴槽の水張り試験中。

少し漏れますが、許容範囲内だと自画自賛。
さて、今日の昼ごろ、小型足湯浴槽の材料を切り終えたところ。

iPadの中に、作事描いた図面あり。
はい、出来ました!

1人で使えばゆーるゆるのゆったり寸法 27w*36d*11.5h(cm)です。
親子や、仲の良いカップルならば、2人もありか⁉︎
■7/24 FBへの投稿より
今日は、暑くなく、寒くもなく、さほど雨も降らずの良い天気。
そんな中で「篠原の炭 即売会」1日目を行いました。
登山などの行楽客、駅を利用する地元の人、出店者の知人(の知人)など、多くの方々に来ていただき、多くの出会いがあり、炭を介した素敵なコミュニケーションがあったり、楽しく充実した1日でした。
明日もやります! お時間のある方は是非どうぞお越し下さい。
会場全景。 左奥が噂の足湯❗️

小さめにパッケージした炭と木酢液のコーナー。

5種類の炭のサンプル。

左奥から右へ、竹、ケヤキ、クヌギ、カシ、ナラ
量り売りのコーナー。

■7/25 FBへの投稿より
篠原の炭 即売会
絶賛開催中❗️ 本日4時ごろまで。

■7/25 小山 宮佳江さんの投稿より
混浴中(≧∀≦)竹酢液のいい香り^ ^
篠原炭焼き部!駅前出店中です〜^


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